みなさんお元気ですか〜♪

さて、服のリタッチは久しぶりのご紹介です。更にデニムパンツ作品は MY OWN VIATOREM II以来です。

リタッチはやっぱりデニムが良いですね！今はパリやミラノのコレクションブランドだってデニムアイテムのリタッチ風デザインが毎シーズンお目見えするくらいポピュラーなのです。

今回は、プリント試し刷りの端切れをデニムパンツにパッチワークしました。
（※注：20年物のビンテージ作品です）

仕事の関係上、Tシャツなどプリント物のデザインをする場合、量産をする前に試し刷りを確認します。

そして、特に新開発で資料として取っておくもの以外は捨ててしまいます。試し刷りとは言っても企業の資産ですので基本的には私物化してはいけないのですが捨てるときに少しばかり。。。

当時ジーンズカジュアル市場ではビンテージ古着が流行っていた為、新商品でもビンテージ風のデザインが主流で、わざと穴を開けたりそれを補修した飾りのデザインや、10年以上も着用した風合いや色合いを表現する為に、デザイナーは工場さんと一丸になって新しい技術で古着風の再現方法をを模索したものです。（関係者各位には大変お世話になりました m(_ _)m ）

古着風の表現方法でも重要なのがプリントや刺繍などの飾りで、スクラッチプリントやステンシル染み込みプリント、クラッキングプリントなど古着を参考にそれとは見まごう程のプリントを開発しました。
（もう一回！関係者各位には本当にお世話になりました m(_ _)m ）

そして最新トレンドとして、古着をコーディネイトしただけに見えるようなハイエンドブランドや、古着に新技術で加工を施して愛着品を生まれ変わらせるなんていうサステナブルな提案も出てきてます。

サステナブルといえば、スクラップ＆クリエイトのVIATOREMもお忘れなく m(_ _)m